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地元の友達(日大&駒澤)と飲んでました。
今日だけは自然に上下関係ができていて箱根駅伝の影響力の大きさを感じました(笑)
というわけで箱根駅伝。
40秒差!!200km以上走って。ということは1kmあたり0.2秒…塩爺の腹があれば勝ったのに(笑)
と冗談はさておき、やっぱり一番の敗因は高原不在で尾崎を9区に回せず、復路で勝負区間を作れなかったことではないかと。6区山下りが勝負する区間と言われていましたが、高すぎる下馬評によるプレッシャー、脇腹痛、並走する走者がいた(下りは平地と違って周りに人がいると逆に走りにくいと思う)ことなどを考えると、決定打をうつ勝負ができる区間ではなかったはずなので。
あとは朝日選手の突っ込みが結果的にひびいた気がします。早稲田は去年もだけど、追う展開だと突っ込ませる傾向にあるんですが、それはクレバーな作戦ではないはず。20km以上のレースでは相当力のある選手でない限りどうしても『突っ込んだ貯金<<突っ込みによる後半のタレ』となってしまうので。
その証拠に9区の失敗を生かして押さえていった10区では40秒ぐらい詰めましたし。
まあ何を言っても結果論ですが…。
僕が1年生のときは、部内の選手の気持ちが全くまとまっていないと聞いていて応援する気持ちが微塵もなかった競走部ですが、今年の箱根はそれに懸ける気持ちが伝わってきて自然と応援したくなってしまいました。
三輪選手と加藤選手のガッツは特に刺激されるものがあったし。いい駅伝を見させてもらいました。
2日間まじめに観戦して今まで自分が思ってた感覚と現実の駅伝がどれくらい対応してるのかがかなり分かりました。いつかしっかり、文章でまとめてみたいので、そのうちどこかで。
とりあえず昨日続き書くと言ってたので1区に関してだけ思うところを書いてみました。これを全区間、全チームにやる気力はないので、これもそのうちどこかで。
次からはまたもとの感じのブログに戻したいと思います。
連日に渡り乱文失礼しました。
近年スタート後の牽制からその印象が強く、一見ラストスパートだけが勝負を分けているように見える1区。しかし実際には1kmごと、もっと言うなら100mごとにペースがめまぐるしく変化していて想像以上にタフな区間。
今回のラップを例にとってみる。例えば7km-12kmの5kmは3'04-2'51-3'10-3'02-2'52である。
これを5000mが15分半ぐらいの人に当てはめると、ハーフマラソンの途中でラップが3'25-3'10-3'30-3'20-3'10と変化しているようなもの。ちなみに3000mが10半ぐらいの子だと3'50-3'35-3'55-3'45-3'35といったラップでペース走してる感覚と同じぐらいだと思われる。トラックに換算すれば1周で6~8秒も変化している計算になる。100mで2秒弱。400mを50秒で走るとき13-11-15-11なんてペース配分はしないでしょう。
自分のレベルに置き換えるよ良く分かるが、僕たちの感覚では20km走るときに刻めるラップでは到底ない。
そしてもうひとつ注目すべきはゴールタイム。
先ほどと同様に今回の例をとると
①矢澤(早稲田) 1゜04'48 (ave.3'01)
②染谷(神奈川) 1゜04'52 (3'01)
③鎧坂(明治) 1゜04'53 (3'01)
④松村(山梨) 1゜04'54 (3'02)
⑤小島(国士舘) 1゜04'56 (3'02)
…
⑲末松(駒澤) 1゜05'45 (3'04)
である。
上位の人たちは最初の5kmが相当遅かったにも関わらず、ゴール時のタイムは各々のハーフマラソン自己ベスト相当、もしくはそれ以上となっている。さらにテレビを見ていると駒澤大学は大きく遅れた印象があると思うがゴールタイムから割り出した1km当たりの平均ラップを見てみると、自己ベストの平均ラップより1kmで4秒遅い程度である。狙った試合で5000mが自己ベストより20秒遅い、3000mが12秒遅い。そんなことは僕たちのレベルではよくあること。
ということはつまり、区間下位の選手でも調子が悪かったわけではないのである。
ただ“絶好調ではなかった”程度で、普段レースから考えれば十分あり得る範囲。
しかし、その“絶好調ではなかった”が大きな命取りになるのが1区。順大・関戸選手が「去年は緊張して前日眠れなかった」と語るように、走しる選手にはかなりのプレッシャーがかかる。
2区や5区の影に隠れがちだが、この1区のように箱根駅伝ではどの区間でもテレビや雑誌からは分からない激しい戦いが繰り広げられている。その辺りにも注目して見てみるとより一層おもしろいと思う。