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谷口さんの見送りをしに東京駅へ。
周りの同期は自分より速い人しかいず
関東大会やインハイに出た人が普通にゴロゴロいる
先輩たちに持ちタイムを聞かれ、答えると「ああ、そうなんだ」
と苦笑いされるような反応ばかりだった
一年生のときの新歓。
『あまり速くない人か走らない人しかいない』
と勝手に抱いていた同好会のイメージが
『もともと速い人か走らない人しかいない』
と変わり
高校時代、都大会にも出られなかったレベルの自分が
自己ベスト出したい、それだけの理由でいれるコミュニティではない
そう思ったものでした。
それでも陸上は辞めたくはなかったので学校の帰り道にある織田に
通って練習はしていました。その中で自分と同じ境遇(と言ったら失礼かもしれませんが…)の谷口さん(後に梶田さんや橋詰さんなど)が同好会にいることを知り
自分の居場所もあるんだと思いました。
谷口さんがいなかったら、大学で陸上続けていたかは分からないとして
少なくても陸同で走ろうとは思わなかった気がします。
大学で一番多く一緒に練習したのも
初めて出た試合で一緒に走ったのも
一年生のとき行く気がなかった夏の全体合宿に誘ってくれたのも
・・・
挙げればキリがありませんが
大学陸上のきっかけはいつも谷口さんでした。
特に、同じ組で走って二人とも初めて15分台で走った日体は今でも鮮明に覚えてます。
なんて考えてたら、最後の別れのときに
涙が止まらなくて何も言えませんでした。
帰りの電車で気持ち落ち着けたつもりだったんですが
家着いて、谷口さんから来たメール見てたらまた
涙が止まらなくなり、このまま家にいるとまずいと思いjogしに外へ。
でも走る気にはならず、夜の小道を泣きながら散歩してました。
昔から卒業式とかで周りのみんなが泣いてるの見て
死ぬわけじゃないし、泣くほどじゃないだろとか思ってた自分は
それだけたいした人間関係を築いてこなかったんだなと
今になって思います。
いつも気遣わせてばかりのダメな後輩でした。
いつも迷惑ばかりかけるダメな後輩でした。
でも先輩のことは大好きでした。
See you next summer!!